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食べ歩きしたくなる町、谷中・根津・千駄木

日暮里駅を出て線路脇の道を歩き、御殿坂を上がると、谷中銀座商店街が見えてくる。「夕焼けだんだん」という名の階段を下り、商店街入口の脇道すぐ近くにあるかき氷屋から谷根千散策スタート。 新雪のようにやわらかい氷に器からこぼれるくらいたっぷりの自家製シロップのかき氷で涼んだ後は、昔ながらの商店街でお買い物。お惣菜屋で焼き鳥や名物の谷中メンチカツ、隣の酒屋でジュースやビールを買い、軒先で一杯飲みながら話す…こんなことができるのが、谷根千散策の醍醐味。 商店街を抜けて千駄ヶ谷方面に向かう途中で小道に入ると、カフェや雑貨屋がちらほらと見えてくる。歩くのに疲れた時はバスに乗って移動し、車窓から町並みを見物するのも楽しい。緑の映える根津神社でお参り、小腹が空いたら神社近くのうどん屋や、あんこのぎっしり詰まっているたいやき屋へ。谷根千は、ちょっとした立寄り場所がいっぱいある楽しいところだ。お腹が満たされた頃には、夕涼の風が町を駆け抜けて行く。

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photograph / text:Nobuhiro Tamakoshi

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